5年ほど前に父が無くなってから、常に不安と苛立ちに苛まれているような気がする。その前後から仕事が大変になってきたことも原因だが、その時から色々な現実を突きつけられたことも原因だろうと思う。
それまで目をそらしてきた実家の状況(特に経済的なこと)を目の当たりにした。社会人として一応自立していたが、自分は何も分かっていなかった。母や弟に押し付けて好き勝手にプラプラしていた。そのツケが回ってきた気がした。
今の時点では大きな負担をしているわけではない。母が何とかやりくりしてくれている。幸い母も弟も浪費するタイプでは無い。ただ、祖母は施設に入っているし、母も高齢のため今後は介護が必要になる可能性がある。
実家は老朽化し後何年もつか分からない。祖母の家は荒れ果ててとても人が住める状態ではない。もし祖母や母が亡くなったら土地や建物を自分か親戚の誰かが相続することになるかもしれないが、相続税が怖ろしく高くなりそうだ。まとまった金額は用意できそうもないし、そもそもそこまでして相続したとして一体何になるのか。田舎だから活用方法も限られているし、だいたい老朽化した建物はどうするのか。売るとしても買い手なんているのか。あらゆる不安が襲ってくる。
どうしようもない問題をうじうじと悩んでしまう悪い癖がある。未だ起きていない問題をどうしようどうしようと考えて焦っている。それが原因でどんどん気力が奪われて、本当に考えるべきこと、やるべきことができない。悪循環。
現実的にどのような手が取れるのか、今のうちから考えておかないといけない。でもつい後回しにしてしまう。
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