高校で勉強についていけなくなったのが最初のつまづきだろう。授業の内容が理解できないから眠くなってしまう。寝ていて授業を聞いていないから更に勉強についていけなくなるという悪循環。
さらに自分は本来文系の人間なのに、将来の就職に有利だからと理系に進んでしまった。これでさらに落ちこぼれてしまった。教科書の内容が何も理解できない状態になり、ジ・エンド。大学受験に失敗して浪人生活に突入した。
しかし浪人生になったところで、予備校の授業についていけないのは相変わらずで、そんな状態で1年過ごしたところで、何の成長もしなかった。結局行きたい大学は全部落ちた(今思えば本気で行きたかったわけでもないが)。ただ2浪するわけにもいかず、後期試験で合格した大学に進むことになった。
この頃を振り返って思うのは、どう挽回すれば良いのか分からなかった。必死でどうにかしようという気が無かった。悪い意味で楽観的過ぎた。
ちなみに高校では運動部にも入ったが、運動神経が悪いうえに体力も無いもんだから、こちらもついていけなかった。後ルールも良く理解していなかった。
こんな体たらくでよく高校生活を最後までやりきったなと思う。人間関係はそんなに悪くなかったからかもしれない。周りの人のおかげだろう。まぁ不登校になるほど嫌なことがあったわけでもないということもある。別にいじめられていたわけでもない。
このことは今に通じる気がする。会社が嫌で嫌でたまらないが、辞めずに毎日行っているのは、本当に辛い目にあってないから、というのが大きい気がする。まだ我慢できるレベル。ただしこの先は分からない。
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